プロダクト

「一生一品」
いかに「おいしく」、いかに「香りが良く」、いかに「鮮やか」か。
すべてを追求した究極のお茶。

こだわり

究極の抹茶 - 味・香り・色-

孫右ヱ門では、抹茶のための茶葉を一年に一回しか収穫しません。いかに「おいしく」、いかに「香りが良く」、いかに「鮮やか」かを追求した究極のお茶を作りたいという「一生一品」の想いで、毎年お茶作りに全力を注いでいます。

もちろん、そのためには元の茶樹を守るだけでなく丈夫に育てる必要もあります。京都独自の技法として800年もの間受け継がれてきた「元出し」「元寄せ」「番刈り」などの手入れを行うことで、気候条件が過酷でも生産性を落とすことなく、世代を越えて、品質の高いお茶を作り続けることができるのです。


Aji

弊社では、年間を通じて施肥には有機のものを用いています。上質なお茶を作るためには、有機肥料の上質な油分が欠かせません。弊社のこだわりとしてニシンやイワシの原体やミール状にしたものを肥料として使用しています。肥料用のニシンなどは年々入手が難しくなっているため、京都でもこのような肥料をつかっている茶農家は珍しく、おそらく全国でも数軒と思われます。

香り

究極に良い香りのお茶、どんな香りがするでしょう。ほのかに甘く、クセがなくスッと入ってきて、ホッと心休まるような香り。そういう最上の香りのするお茶を求めるなら、江戸時代から受け継がれてきた葦とワラで被覆する「ほんず製法」のお茶に勝るものはありません。

現在、多くの茶農家が使用している化学繊維の被覆法では、この香りを越えるような上質なお茶を作ることはできません。葦や藁が入手困難になったことや、「藁ふり」という昔ながらの高度な技術を継承する技術者が減少したことから、現在この被覆方法で栽培をおこなっている茶農家は全国で数軒、その困難に挑み続けることが弊社の強みでもあります。

Kaori
Iro

最上の茶葉の色と聞かれると、おそらく一般的には深く濃い緑を想像される方がほとんどだと思います。
しかし、「ほんず製法」で育てられた茶葉の色は、に鮮やかな蛍光の緑色です。

初めてご覧になった方のほとんどが、その発光するような緑のあまりの鮮やかさに驚かれます。

しかし、化学繊維の被覆が開発され、使用され始めた昭和30年より以前は、どこの農家も藁による被覆を行っていたので昔の抹茶は全部この色だったので、言わばこれが昔ながらの本当の抹茶色なのです。