コラム孫右ヱ門

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お茶の効能:お茶は二日酔いの予防・解消の薬だった?!


2017年4月9日

今週末は、多くの地域で桜が満開を迎え、雨が上がった今日はたくさんの方がお花見に行かれたことでしょう。
孫右ヱ門の茶園のある木津川河川敷の桜堤も、多くのお花見客でいつもより随分と賑やかでした。
桜の木の下で宴会をしている人もちらほら。
花見は日本人のイベントのひとつですね。
綺麗な桜を眺めながらのお酒をいただくのは格別ですが、ついつい飲み過ぎてしまうことも…。

今日はお花見、歓迎会など、お酒を飲む席が増える季節に役立つお茶の効能のお話です。
鎌倉三代将軍・源実朝が二日酔いに苦しんだ時、臨済宗の開祖で、茶祖として知られる栄西禅師が茶を一服捧げたところ、たちどころに不快が消えたといいます。
この話は鎌倉時代の幕府公式記録である「吾妻鏡」に記されており、栄西はこの時、茶の薬効を説いた書物を献上しました。
これが日本で最初の茶書「喫茶養生記」であると言われています。

お茶にはカフェインやビタミンCが多く含まれています。
眠気覚ましにカフェインを摂るとスッキリするように、カフェインの覚醒効果によってアルコールによる「酔い」の状態から復活させる作用があります。

お酒を飲むと、アルコールは肝臓でアセトアルデヒドという物質に変化します。
このアセトアルデヒドは有害物質で、悪酔いや二日酔いの原因となるのです。
カフェインやビタミンCにはこの有害物質アセトアルデヒドの分解能力を高める働きがあります。
またカフェインは高い利尿作用も持っていますので、アセトアルデヒドを体外に排出し、体内のアルコール濃度を下げる働きもあります。

ただし、カフェインは摂りすぎると眠れなくなったり、胃に不快をもたらすこともあります。
また利尿作用によって逆に水分不足になってしまいますので、冷たいお茶をガブガブと飲むよりは、温かい濃いめの緑茶を一杯程度飲むようにしてくださいね。
ペットボトルのお茶ではなく、急須で入れたお茶、もしくはティーバッグが効果的です。
夜にカフェインを摂ると眠れないという方もいらっしゃいますので、お酒をたくさん飲んだ翌朝に、玉露や煎茶を少し熱めのお湯で浸出して飲むのがオススメです。
また、お茶に含まれるカテキンには消臭作用があるので、朝にお茶を飲むのは口臭予防にもなりそうですね。

お酒を飲む機会が多くなるこのシーズン、ぜひお茶を役立ててみてくださいね。