コラム孫右ヱ門

今年の製茶が終わりを迎えました


2018年6月21日

4月27日、今年は例年より随分早くスタートしたお茶摘みでしたが、
昨日で約1ヶ月半続いたお茶の繁忙期もようやく終わりを迎えました。
お茶摘みは6月上旬までの約1ヶ月と少しで終わるのですが、そのあとも、関西や全国の茶品評会に出品するためのお茶の選別作業「お茶選り(おちゃより)」が続くのです。
編集担当もこのお茶選り作業に入って、約一ヶ月半、拝見盆の中の茶葉と向き合ってきました。
抹茶の原料となる碾茶の品評会では、お茶の外観・香気・滋味・水色・から色(茶殼の色)の5項目が審査されます。

お茶の良し悪しは、製造の適否や品質が外観に出ることから、まず外観(色や形状)から審査を行います。
外観は40点満点で、まずここで満点クリアしないと一等の農林水産大臣賞にはもう届きません。
それほどお茶の外観は大事な要素なのです。
だから多大な人件費がかかったとしても、お茶の一枚一枚を丁寧に手作業で選別するのです。
今年も外観は、孫右ヱ門満足の冴えた鮮やかなグリーンに仕上がりました。
今年は味も香りものっている。
さて、結果はいかに。

全国茶品評会の結果発表は8月の下旬です。
今年こそ、1等がとれますように。

期間中は国内外からお茶摘み体験ツアーにご参加いただきありがとうございました。
また、雨でやむなくお茶摘み体験ツアーに参加できなかった皆様、大変申し訳ございませんでした。
また来年もお茶摘み体験ツアーを企画いたしますので、ぜひお越しください。

「茶農家さんはお茶摘み以外のシーズン何をしているの?」
お茶摘み体験ツアーでよく聞いていただく質問です。

そんなお茶摘みシーズン以外、茶農家は一体何をしているのか?
こちらのコラムでその様子を発信していきますので、ぜひ茶園からの便りをご覧ください。