コラム孫右ヱ門
念願の農林水産大臣賞!!
2019年9月19日
北風が吹き始め、過ごしやすい日がやって参りました。
さてさて、今年は京都で「第72回 関西茶品評会」、愛知で「第73回 全国茶品評会」が開催されました。
茶品評会とは何をするの?
といいますと「外観(見た目」「香気(匂い)」「水色(お茶を抽出した色)」「滋味(味)」「から色(茶粕の色 抹茶の色になります)」の5部門(合計200点満点)で審査されます。
「煎茶」や「玉露」、「碾茶」など沢山部門もあり、出品数もかなり多いので
茶品評会は3日間もかかるんです。
審査員はたいへんなんです。
今年は関西茶品評会が京都開催のため、碾茶部門におきまして多くの農家さんは全国茶品評会にエースを出さずに関西茶品評会に出品!
ですので、今年は関西茶品評会の碾茶部門は実質1位を決める大会でした。
そして、そして、孫右ヱ門はその「碾茶(てんちゃ 抹茶の原料となる茶葉)」部門におきまして、1等1席を獲得し、念願の農林水産大臣賞を受賞致しました。
全国茶品評会は?と言われそうですが、
ちゃっかり、1等3席に入賞しておりますよw
涙、涙、苦節25年!!
やりましたーーーーーーー!
長かった~~。
ここ10年は不景気にも関わらず、碾茶部門でトップ10に入る出品者が異常な凝り性んな方ばかり。
異業種の方からもこんなに拘っておられる食品はないと言われてきました。
実は携帯電話でこの報告を受けたのが、東京の人気カフェだったのですが、人の目も気にせず、両手をあげて、涙を流してましたねw
お茶摘みさん、お茶選りさん、スタッフの方々、いろいろ教えて下さった茶業界の先輩方、異業種の方々、家族、数えきれないほどの人に感謝です。
人生、あきらめないことです。
来年も1等1席を目指して、日々精進致します。
孫右ヱ門をいつも支えて下さり、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。