コラム孫右ヱ門

歳時記vol.1 木津川と「桜づつみ」


2015年4月3日

今回は当社の茶園があります、木津川の堤をご紹介したいと思います。

わたくし編集担当、いつもは河川敷の茶園におりますが、今日はてくてくと堤防沿いを歩いてみることにしました。

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木津川は三重県の青山高原を源に、名張川から木津川となって城陽市の西端をゆったりと流れる一級河川です。

木津川の堤防沿いは「市民の憩いの場に」と堤防約6.5kmのうち6地区に桜や梅、ユキヤナギなど様々な植物が植えられています。

中でも桜のトンネル「桜づつみ」は見ものです。

今、この「桜づつみ」では、ちょうど桜が満開を迎えています。

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のんびりと散歩をする人、桜の下でお弁当を食べる人など、それぞれお花見を楽しむ姿が見られます。

青空の下、満開の桜のトンネルを春風が吹き抜けると、とても清々しい気持ちになります。

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ふと足元を見ると、ツクシも生えていましたよ。

他にもゆっくり探せば色々な野草が見つかりそうです。

「桜づつみ」から堤防を挟んで反対側には、茶園が広がっています。

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茶園を通り越して、川へ降りてみました。

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河川敷はまるで海の砂浜のようです。砂浜のように見えるのは、木津川一帯の土壌が砂質だからです。

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水もきれいなんですよ。

 

茶業を営む私たちにとって、木津川はなくてはならないものです。

歴史をさかのぼると、木津川は幾度も恐ろしい水害をもたらしました。

しかし、水害は同時に肥沃な土壌という大いなる恵みも与えてくれました。

水はけの良い砂質土と、幾度の洪水によりもたらされた肥沃な土壌のおかげで、色鮮やかで美味しい抹茶を作ることができるのです。

こうして、水辺の砂地で作られたお茶のことを「浜茶」と呼びます。

浜茶は、山間部で栽培される「山茶」に比べ、緑色が濃く、鮮やかになります。

 

さて、木津川散策の締めは、「浜茶」で野点(のだて)です。

野点といっても、毛氈を引いたり、野点傘を立てたりしませんよ。

編集担当おすすめの「野点(のだて)ピクニック」です。

キャンプ用などのプラスチックのお椀とティースプーン、茶筅と抹茶、お水とお湯があれば、もう準備万端です。

あとは、抹茶のお供にお菓子があれば、なお良しです。

今日のお菓子は、もちろん桜餅。

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満開の桜の下で抹茶なんて、贅沢でしょう?

これからの季節、アウトドアで抹茶「野点ピクニック」はいかがですか?

木津川桜づつみへは、近鉄京都線富野荘駅から徒歩10分、近鉄京都線寺田駅から徒歩26分、JR奈良線長池駅から徒歩26分

詳しくは、こちらの地図をご覧ください。